短歌が好きです。何でもない風景、日常の一場面が詠み手によって31文字の中に切り取られ、感動として定着するわけですが、そこに表現された世界の広がり、余情というものが人によって異なることの驚き、言葉遣いの新鮮さがとても魅力的です。

 ここでは古来人々に親しまれた有名なものから現代のごく普通の人が詠んだものまで、その時々で私の心に響いてきた「歌」を選び、感じたことをつづっています。朝日新聞に連載されている大岡信さんの「折々のうた」をまねてみたもので、ご本家の鋭い眼力、歌の心を引き出す力には遠くおよびませんが、私なりの「鑑賞ノート」から少しでも「歌」の魅力を感じとっていただければ幸いです。
歌(98年)

歌(99年)

歌(2000年)

  
歌(2001年)
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